■■■■ 感想・・・思った事、感じた事(覚え書き) ■■■■
図書館からの借りモノ・・・岬美由紀リニューアル!の再スタート!
旧シリーズを読み終わって、楽しみにしてたんやけど図書館なんで、待ちの状態が結構続いてたんですが、やっと手元に届いたので。
版元が「小学館」から「角川文庫」に変わって、この千里眼シリーズも新たに再構築してのリニューアルってコトなんですが、長く続いたこのシリーズを1から作り直すのは「難しいんでは?」とか思ってたけど、読んだ感じでは「ウマく一度リセットした状態」でスンナリと物語に入れます。
旧シリーズの醍醐味は「エンタメのアクションとスピード感」を前面に出すことで、一気に読ます感じでしたが、新シリーズはその「エンタメ路線」よりも、もっと人間味のある主人公を前面にだした読みやすい感じに変わってます。
全体のページ数が少なくなってるので、読む前は微妙かなと思ったんやけど、逆にこのページ数の少なさを使って、旧シリーズにあったスピード感を上手く適度に表現してます。
旧シリーズの専門用語は正直読み飛ばすコトも多々あったけど、この文庫版はそもそものページ数が少ないので、その辺をバッサリと省いてるのがイイテンポになってる感じ?
読みドコロとしては、旧シリーズでは超人的な完全無欠の主人公やった岬美由紀がこの新シリーズでは、自分の能力に悩み孤独を抱えながらも事件を通して、それらの内面の葛藤を乗り越えていく成長物語になってるトコロ。
そんでもって、旧シリーズで活用してた千里眼としての知識や方法を、新シリーズではあっさりと否定してるトコなんかも面白い。
登場人物も一新されてるので、この本から読むとしても充分に楽しめる。ただ登場人物の1人の舎利弗さん・・・しゃりほつって、読めねえよぉ~ww
ストーリー的にも、旧シリーズのようなありえへんような展開はないので、少しリアルな感じになったんかな?と思う。この一冊を読む感じでは人気次第では「映像化」もありえるのかと思った。
昔の映画はヒドかったけど、、、別シリーズの「蒼い瞳とニュアージュ」も映像化みたいやし。
短いので一気に読んでしまったけど、この本が今年の1月に発売で今8月で既にシリーズが6冊も出てるって、、、
・・・どんだけのペースですか エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?
更に、旧シリーズの改訂版としての「完全版」も発売らしいし、、、ペース速すぎじゃないっすか?読者しては楽しみが増えて「言う事ナシ!」やけど、、、
そんな要らぬ心配は置いといて、早く次の本が手元に届かんかなぁ~。-y( ´Д`)。oO○
【 2011/03/28 修正 】
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