□タイトル□
千里眼/マジシャンの少女 松岡 圭祐
小学館 2004-03
売り上げランキング : 44449
おすすめ平均面白いです
各作品のキャラクターが総登場
読んだ後、爽快!!
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□あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫□
休暇中の岬美由紀は吹雪で山頂に取り残された遭難者の救出に
向かうが、現場に人影はなく雪崩に呑み込まれる。
折しも政府は都知事の提唱したカジノ構想を実現すべく
お台場に巨大な施設を建設中だった。政府高官や警察官僚が招かれた
オープニングセレモニーの日、数十人を超す武装勢力が施設を占拠。
VIPを人質に四百億円と原潜引き渡しを政府に要求した。
巨額のカネが動くカジノ計画の裏に日本を震感させる策謀が。
「千里眼」岬美由紀、「催眠」嵯峨敏也、「マジシャン」里見沙希の
松岡ワールド三大シリーズ主人公が揃い踏みした
驚異のエンターテインメントの文庫版
□感想□
さて、図書館からの借り物ですけど・・・
以前にこの文庫版の元になったハードカバーの「千里眼のマジシャン」
の感想を書いたんですが、文庫版とどの程度違うのかと思ってたら・・・
ビックリです!完全な別物じゃないですか!!
作品の根本的な事件のストーリーは同じでも
人間関係とか事件の背景(犯人側の組織とか)が全く変わってます。
ハードカバー版はマジシャンの番外編みたいな感じがしたけど
この文庫本は完全に千里眼シリーズに組み込まれてます。。。
(オマケにマジシャンにも違和感無く溶け込む感じで・・・)
ヤラレタァ〜って感じです。ハードカバー版のリアルな堅さは
残しつつ、千里眼シリーズ独特の軽さを上手く組み込んでて
読みやすいし。。。(#´ー´)旦 フウゥゥゥ・・・
まず、一番の驚きは作品の最重要人物でこの話では主人公の役割
でもあるマジシャンシリーズの舛城を完全に外してるところか。
舛城の視点でストーリーが進んで行くのに敢えて別人を配置。
舛城の役どころを、藍河という元刑事に完全にスイッチ。。。
(千里眼の蒲生とマジシャンの舛城の先輩で面識もあると云う設定)
更に、岬美由紀はテロの制圧に可能な限り人を殺さないと言う
本来のシリーズの流れを継承したスーパーヒロイン像を貫く展開。
(ハードカバー版は、結構リアルにバッサリやっちゃってたのに・・・)
ストーリーの軸になる犯人サイドの関係も北のスパイは登場せず
国内の指定暴力団に変わってる。
っとこんな感じで、全篇で大幅な修正が加えられて ある意味全く
別の事件に仕上がってます。文庫化でこんだけ変わるってのも
この人の作品の凄いところなんでしょうねぇ〜・・・
全体の纏まり感も本来の千里眼シリーズに遜色なく読めるので
面白かったです。でもやっぱり、主役の3人(美由紀・沙希・嵯峨)
の絡みがもう少しあったらなぁ〜っとかも思いました。。。
作品の展開から考えると、それは贅沢なんでしょうけど・・・
ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー
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