■■■■ 感想・・・思った事、感じた事(覚え書き) ■■■■
さて、図書館からの借り物・・・結構長いけど、個人的には長さを感じないぐらいに一気に読めました。前作の「人形館の殺人」がイマイチやっただけに、余計に「らしさ?」が全篇に散りばめられてる感じがして、良かったです。
1作目に登場した「江南=コナン」が社会人として登場して、主役の「鹿門=島田」と同じ時間を別の空間で同時進行する二次元中継のような展開も、1作目を思い出す感じでイイ。
時間のトリックであろうコトはタイトルから想像はつくけど敢えて、伏線を張り巡らせてラストは長い作品を読んだ人向けに?これまでにはない大掛かりって云うか大袈裟?(笑)で映画チックな
犯人のラストも個人的には許される範囲の結末です。
もう少し主役の2人の絡みが観たかった気もしますが、逆にこれぐらいの展開の方が次も読みたいと思わせるには丁度イイ感じの適度なサジ加減なんでしょうか・・・
今、「霧越邸殺人事件」を読んでるんですが島田が出てこない展開に、イマイチ戸惑いと退屈な感じを覚えてしまう今日この頃・・・「追記分:結果、途中で投げたまま読んでない」
【 2011/03/22 修正 】
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