□□□□ タイトル □□□□
龍の契り
服部 真澄
新潮社 2001-01
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おすすめ平均
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
東洋の富の一大拠点・香港。その返還を前に、永い眠りから覚醒するかのように突如
浮上した、返還に関する謎の密約。いつ、誰が締結し、誰を利するものなのか―。
全焼したロンドンのスタジオから忽然と消えた機密文書をめぐる英・中・米・日の
熾烈な争奪戦が、世紀末の北京でついにクライマックスを迎えるとき、いにしえの
密約文書は果たして誰の手に落ち、何を開示するのか。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・知り合いの人のオススメ!で読んだんですが、、、
読む前に思ってたよりも、、、断然の面白さ!!でした。
香港返還の裏で突如浮上した『謎の密約文書』の存在を巡って、
日本を含む世界各国が繰り広げる熾烈な争奪戦!!!!!
もうねっ、、、ラストまで緊迫感の連続で正に『手に汗握る』とはこの事。
日本の小説とは思えんような世界観で、まるで映画を観てるような気になる
抜群の出来栄えでした。登場人物の描写もシッカリしてるし、何よりも香港返還という
実際の事を題材にしてるので、凄くリアルに感じる所がツボでした。
しかも、この作品がデビュー作らしく才能ってのはスゲェ〜なぁと実感します。
フィクションとわかってても、ホンマに裏でこんな事があったんでは?
なんて気にさせる、読み応え充分なエンタメ小説でした。オッケー☆⌒c( ̄▽ ̄)
□□□□ タイトル □□□□
テロリストのパラソル (講談社文庫)
藤原 伊織
講談社 1998-07
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し20年以上もひっそりと暮らしてきたが、
新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で
死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を
捜すことになった男が見た事実とは……。史上初の乱歩賞&直木賞W受賞作。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・今年の5月に亡くなった、著者:藤原 伊織さんの
最高傑作ですが今回初めて読みました。以前から知り合いに面白いと聞いてたんですが
なかなか読む機会がなかったんですが、もっと早く読めばよかった・・・って感じです。
読み出し〜途中:前半−−−
主人公はアル中のバーテンダー島村。日課として過ごしている公園内で爆弾事件が起き
事件に巻き込まれるが、足早に逃げるようにその場を立ち去る。
彼は過去に爆弾事件の容疑者として手配され、それ以来二十二年間もの間、名前を捨て
世間から隠れ常に日陰の身として生きてきた。そんな中、この爆弾事件を機に島村の
周りの状況も一変する。事件の後、彼の元にかつての友人で共に生活を送っていた事も
ある女性の娘と名乗る人物が現れ、更に地元のやくざまで彼の元を訪れる。
そんな状況の中、彼は本名の菊池として今回の爆弾事件の容疑者として公表され
再び警察から追われる事に−−−
後半〜読破!−−−
事件の被害者の中に、かつて共に生活をしていた女性や、彼が逃亡生活を送るきっかけ
を作った友人の名前まである事を知り、島村は自らの過去に繋がるこの不可解な状況に
困惑しながらも、事件の真相に迫る為自ら動き出す。
そこには島村の人生にも深く関わる、闇が広がっていた−−−
読後−−−
重厚な作りのハードボイルド作品です。主人公を含め登場人物がとにかく重い空気感を
漂わせてます。ストーリー全体に暗く哀しい描写が多いですが、それでも一気に読ませる
人物描写と物語の展開で個人的には非常に面白かった。僕は全共闘の世代ではないので
当時の考え方とか思想のようなものはわかりませんが、それを抜きにしても充分に
読ませる1冊だと思う。10年以上前の作品ですが、イイ本ってのは時代が流れても
色褪せないんだと実感しました。
どうでもいい事やけど、島村の作るホットドックが無性に食べたくなった。。。
□□□□ タイトル □□□□
密室は眠れないパズル
氷川 透
原書房 2000-06
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
被害者はエレベーターの前で犯人を名指しして絶命。ところが「犯人」は、
エレベーターの中で背中を刺され、血塗れで死んでいた。いったい誰が、
いかなる方法で殺したのか。「密室」の内側で起こった「密室」の殺人。
□□□□ 感想 □□□□
図書館からの借り物ですけど・・・まぁ〜普通推理小説かと・・・
先にメフィスト賞を受賞した「真っ暗な夜明け」を読んだので
展開的にもすんなり入れました。話自体は「真っ暗な夜明け」よりも前の
話で、作品自体もこの作品がデビュー作みたいですが、改稿してタイトルも
かわってるみたい。この本の最初に「真っ暗な夜明け」の事件について
触れてる文章もありますが、この最初の文章で犯人が誰かは想像がつく。
相変わらず主人公は、女性への免疫の無い優柔不断なイライラする
性格ですが事件の推理だけは人が変わったように冴えわたる・・・ってな感じ。
密室での殺人事件でビル内に主人公含む複数の人間が取り残される展開も
どうも、しっくりこない状況・・・都心のビルなんやから窓ガラスを割って
外に出ればイイじゃない、の一言を何故誰も推し進めないのか・・・不可解・・・
密室での殺人事件もわかるけど、ビルの中での出来事なんやから、幾らでも
脱出の方法はあるはずで、まずその辺からして無理っぽい展開。。。
そんな展開に誰も文句を言わずに推理ショーに講じるのも現実味に欠ける。
やっぱり推理モノは最後まで犯人がわからない展開が不可欠かと思うので
イマイチな感じでした。。。
□□□□ タイトル □□□□
真っ暗な夜明け
氷川 透
講談社 2000-05
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
推理小説家志望の氷川透は久々にバンド仲間と再会した。が、散会後に外で
別れたはずのリーダーが地下鉄の駅構内で撲殺された。現場/人の出入り
なしの閉鎖空間。容疑者/メンバー全員。新展開/仲間の自殺!?非情の論理が
唸りをあげ華麗な捻り技が立て続けに炸裂する。島田荘司氏も瞠目する
第15回メフィスト賞受賞作。
□□□□ 感想 □□□□
図書館からの借り物ですけど・・・
俗に云う「新本格」カテゴリーの推理ミステリィ小説と思うんですが、
個人的には、可もなく不可もなくな感じ。特に印象に残る雰囲気でもないし
ある意味、定番路線のような気がしました。
話的には、論理的ってよりも理屈っぽい感じを受けた。。。
犯人探しを動機や背景から絞り込んでいくのではなく、あくまでもその場の
状況で犯行可能な人間を推理し絞り込んでいく展開なので、読み終わって
納得するのは確かです。ただそこに至るまでの展開が同じ話を何度もして
犯行不可能な人間を確実に除外していく流れが個人的には若干くどい・・・
この道筋を立てて展開させるのが、たまらん人も多いと思いますが・・・
あと最後に犯人に対して、かけがえのない仲間として追求するわりに
死を選択することを静観する態度も疑問が残る。折角、事件を捜査している
刑事がレストレイド役を買って出てるのに、他の展開を作り出すことも
出来た筈と思うので、この結末にはやや不満です。。。
□タイトル□
猫の遺言状 ヒロコムトー
文藝春秋 1998-03
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おすすめ平均!最高でした!
感動〜!
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□あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫□
ゴールドは、強く、賢く、温かい母親だった。
近所の猫好きにさえ嫌われていた黒猫がある日、
子連れでわが家にやって来た。
野良猫の「意地」も「プライド」も捨て、
飢えたわが子の安全と食糧を求めて…人間を超えた猫。
著者一家と猫達の心の交流を描いた作品。
□感想□
さて、気が付けば何時以来かもわからんぐらいに
ほったらかしにしてたこのブログですが、、、
また凝りもせず、図書館からの借り物ですけど・・・
この本は、もげきゃっちのろぷさんが紹介されていた本で
僕もそうなんですが、ウチの彼女(大佐)が大の猫好きでして
寝る前の読書として、何かイイ本ないですかぁ〜???ってな
感じで代わりに僕が探して借りてきたんですが、
この本を大佐に渡してから、、、寝る前に読んでたんですが
読み終わるまでに、確実に2回は泣いてました。。。
ゴールドとクロコの最後のシーンで・・・
大佐が読み終わった後で、僕も読んだんですが
危うく僕も涙腺が、、、かなりヤバかったです。ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
エッセイなんですが、涙の種類が違います。
最近の巷に蔓延している「感動の涙」とか「美しい話の涙」ではなく
普段あんまり意識してない『生きる』ということが
当たり前のことではなく、一生懸命でないと生きることが
出来ない命が自分の周りにも沢山あるんやと改めて感じさせられる
そんな1冊でした。
イイ本に出会えた気持ちで一杯です。ろぷさんに感謝です。
:本探しの参考にさしてもらった記事は:
『もげきゃっち: 猫の借りを返す猫『猫の遺言状』ヒロコ・ムトー』
関係ないけど、ウチのマンションの下に居てた子猫の姿を
最近見かけないので少し心配です。よく懐いてたから
イイ人に拾われてたらいいんですが。。。ε-(´・`) フー

