■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
「メディア良化法」が成立・施行され、超法規的検閲に対抗するため、図書隊が「狩られる本」を守っている現代。ある日、敦賀原子力発電所が深夜に大規模な襲撃を受けた…。図書館戦争シリーズの完結編。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・やっと手元に届いた!待望のシリーズ完結編!!
とうとう終わってしまう…ベタ甘小説の金字塔が…正直、残念だぁ〜〜〜
4月からアニメ(2話まで観たけど、思ってたよりもイイ感じの出来)も放送開始になった、図書館戦争シリーズですが原作はこの4冊目でめでたく完結。話はシリーズの本筋(純愛コメディが本筋って感じもするけど…)である「対メディア良化委員会」との抗争に焦点が移ります。稲嶺司令の勇退後、原電を狙ったテロ行為が出版されているフィクション小説の内容と酷似していた為に、メディア良化委員会が原作者を拉致しようと画策したため図書隊が保護する形で対立する事に…
今回も、主人公の郁はどこまでも全力で突っ走ります!頑張りすぎじゃね?そんな心配すら抱かせるぐらいにひたむきです。そんな中、堂上との関係にも進展があり…ってか、堂上自身もかなり郁寄りになってしまい完全な「バカップル」ぶり発揮です。
まぁ、そんな展開がこの作品の醍醐味でもあるんですけどね…'`,、('∀`) '`,、
今回はオーラスってコトで、図書基地周辺だけでなく著者さんの地元でもある大阪にまで舞台は広がります。オレ自身が大阪なので余計に親しみを感じる後半になりました。
そんなこんなで、ラストはハッピーエンドで一件落着ですが、、、なんと早くもスピンオフの「別冊:図書館戦争」が発売されてる…エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?
まいった、、、コレは読むしかない…ただ感想を見ると「更なるベタ甘」小説らしく果たしてオレに我慢して読めるのか心配…図書館待ちなので当分先になるのは間違いないので要らぬ心配やとは思うけどね…(;´∀`)
□□□□ タイトル □□□□
焦茶色のパステル (講談社文庫)
岡嶋 二人
講談社 1984-01
売り上げランキング : 110064
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
東北の牧場で、牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、
モンパレットとパステルも撃たれた。競馬の知識のない隆一の妻・香苗を怪事件が
次々に襲う。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた。
注目の共作作家の傑作競馬ミステリー。第28回江戸川乱歩賞受賞作品。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・競馬ファンには嬉しい「競馬ミステリー」作品。
マニアな深い知識が必要なんではないかと、チョット心配・・・競馬は好きなんやけど
僕自身はそんなに深い知識は持ち合わせてないので、、、(;・∀・)ダダイジョウブ・・・?
−−− 読後 −−−
結構、あっさりと読み終わってしまった。なんか思ってたより軽い感じやった。
確かに話の展開としては、事件の真相とかもよく練りこまれてて納得の出来やけど
なんか全体的に肩透かし?な印象。もしかしたら文体が僕には合ってなかったのかも。
なんかねぇ〜文章が気持ち古く感じる?っての、確かに出たのが82年だけに
そう感じても仕方ないんやろうけど、基本的には僕の中ではそんな事はあんまり
関係ないのが普通なんで余計にそんな感じを受けた。
ただ、競馬の事に関しては競馬に関して全く知識の無い人にもすんなりと話に
入っていけるような「わかり易くて、無理強いしない」解説がすごくウマいと思った。
血統の話とかはどうしてもウンチク臭くなりがちやと思うんやけど、
この作品の中では、話に溶け込むような感じで無理なく説明がされてる。
そう考えると、僕自身としては「もうチョット前に読んでおけばよかった〜!」
ってのが正直なトコロ。そしたら多分この作品をもっと楽しく読めたんでは
なかろうかと思うわけで・・・勿論、作品の内容とか展開は申し分ないので
今から読んでも、楽しめる人は大勢居る(そう思う人の方が殆どかな?)と
思うのでコレはあくまでも僕の印象って事になりますのであしからず。。。
っと、こんなコトを書きながらも懲りずに、この作品の次に出た
同じく競馬を題材にした「7年目の脅迫状」(83年)を借りようと思ってる
今日この頃なのでした。。。( ´ー`)フゥー...
□□□□ タイトル □□□□
99%の誘拐 (講談社文庫)
岡嶋 二人
講談社 2004-06
売り上げランキング : 79353
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。
そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。
そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。
その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。
第十回吉川英治文学新人賞受賞作。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・誘拐犯罪モノですが面白い!
僕は岡嶋二人の作品を読むのはこれが二作目なんですが、前に読んだのが
『クラインの壺』で、二人の最後の作品との事で井上夢人さんの意向が
色濃くてかなりSF寄りな作風で個人的にはキライじゃないけど、読んだ感じでは
それほど引き込まれる感じは受けなかったんですが、この作品は「凄げぇ〜」の一言
です。著者さんについてチョット調べたら「誘拐の岡嶋」って評価があるのも納得です
タイトルは「99%の誘拐」ですが作中に出てくる誘拐の様子は100%の完璧な出来です。
−−− 読み出し〜前半 −−−
いきなり父から息子へ宛てた手記の回想録から始まり、その中で自分達に起こった
誘拐事件についての内容と状況がその時に誘拐された息子へと淡々と語られる。
その誘拐事件の不可解な要求と結末、そして父の無念が綴られていた・・・
それから十二年の歳月が流れ、かつての事件に端を発したと思われる誘拐事件が
再び起こる。そして犯人からの要求で身代金を運ぶ人間としてかつての事件で
誘拐された息子本人の名が指名され、事件は未だかつて無い展開を迎える。
話の前半で、犯人はかつての誘拐事件の息子であり今回の事件の運び役にもなる
生駒慎吾自身であると判明した上で話は展開していくけど、彼一人で完全犯罪を
達成するべく策を巡らす為に必要不可欠なのがコンピュータの知識と技術で、
この辺の組み合わせが凄いの一言。
確かに今のコンピュータ関連の技術を考えるとどうしても古く感じるけども
それを吹き飛ばすぐらいの綿密さで話は展開していく。面白い。
−−− 読後 −−−
読後、犯行を実行するのに予め他にも仲間を作って実行すればこんなめんどくさい事は
必要ないやろうけどと読みながら思うも、、、この作品のテーマの一つと思われる
「一人で成し遂げてこそ」の復讐であり事件ってのがポイントと思うので
その意味でも、最初に父の手記が描かれてるのがウマく効いてて、手記の最後のほうで
事件について無念と不可解な事について書かれた箇所がありその部分が塗りつぶされて
いて完全には読めない所に父の無念の程が現れていると思うので、、、
尚更この事件は慎吾本人が一人で実行しやり遂げる事にこそ意味があると思う。
物語りの展開の上でも、犯人であり主人公である生駒慎吾の内面の描写は極力省き
客観的な視点から描く事で、あくまでもスマートに静かな孤独感を演出してる。
っと、僕が今までで何作か読んだ(少ないけど)ことのある「誘拐モノ」の
小説の中では、最初から最後までを通してかなり計算された印象を受ける
傑作の一つに入る作品ではないかと思いました。( ´ー`)フゥー...
□□□□ タイトル □□□□
僕たちの戦争 (双葉文庫)
荻原 浩
双葉社 2006-08
売り上げランキング : 89487
おすすめ平均
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
“根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、昭和19年の「海の若鷲」に
あこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった!
それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…
おもしろくてやがて切ない、愛と青春の戦争小説。
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・
この人の作品を読むのはこれが2冊目。前に読んだ「噂」より個人的には
コッチの方が好きかな。「噂」とはジャンルが全然違うから比べるのもどうかと
思うけど、そう考えると全く違う感じの話やのにウマいと思った。
勿論、今井雅之の「THE WINDS OF GOD」と殆ど同じ設定ってのは否めませんが
あくまでも戦争について訴える手段・方法の一つとしては充分に成立してる作品
と思います。
あと一年で終戦を迎える戦時中と何不自由ない現代でごく普通に生活をしている
19歳の青年2人がタイムスリップしてお互いの時代に入れ替わってしまう。
二人称で語られる物語の展開で、過去と現代で生きる2人を通して語られる
「戦争や死」が如何に理不尽なものであるかを描いている。ただ戦争モノの話でも
堅苦しく進むのではなく、ユーモアを随所に散りばめて最後まで一気に読ませる。
最初の方は、てっきり別人で中身だけが入れ替わったのかと思ってたら
外見が瓜二つの2人が入れ替わってる事に、何故かチョット意外な感じを受けた。
更には似てるだけではなく、少なからぬ運命に導かれるようにして2人が
共に翻弄されつつも自分の居た場所へ戻ろうとする展開に、前半は面白可笑しく
読み進めるも後半はかなり切ない余韻を残す作品。
戦争時の描写では、教科書やTVでは伝わってこない「そこに生きる人達」を
多分そういう悩みや動揺もあったやろうなぁと思わせる描き方で納得する事も多く
やれ「悲惨な戦争は二度と繰り返さない」って言葉だけではない、活きた感じが
随所に表現されてるので、考えさせられる所も多いと思う。
ラストで海辺に現れる人影が「健太なのか吾一」なのかが気になりますが
あの終わり方が、一番希望を残す形とも思うので自分なりの解釈がイイかと・・・
ドラマにもなってるみたいやけど、観てないのでわかりませんが小説の中にある
瑞々しさや不安を表現するのはかなり難しいと思うので多分観ることはナイかと。
□□□□ タイトル □□□□
図書館危機
有川 浩
メディアワークス 2007-02
売り上げランキング : 2013
おすすめ平均
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■■■■ あらすじ ≪ Amazon.co.jpより引用 ≫ ■■■■
図書館は誰がために―王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!
玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!
―そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?
そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参!
□□□□ 感想 □□□□
図書館で借りた本・・・・・・関係ないけどテンプレ変えてみた・・・文字数が変に・・・
やっぱりと言うかなんと言うか、面白いです。このシリーズは(好みの問題か)
個人的にはこの第3弾を読み終わって、前作の「内乱」よりもコッチの方が
面白かった。前作で展開が若干停滞気味かなと思ったんですが、この「危機」で
新たな展開を迎えて【 図書館 VS メディア良化委員会 】の攻防が激化する。
やっと本題に入ってきたかなと思わせる、ストーリーですが、、、
主人公:郁の純情一直線のベタ甘な恋愛物語もこれでもかと言わんばかりに
赤面必死に描かれてますのでご安心を。
前作のラストで「王子様=堂上」の事実を郁が知ってしまったから、勝手に
3作目はこの恋愛がメインに話が進むのかなと思ってたんですが、そこは作者も
考えてはるようで、脇キャラのサブストーリーを織り交ぜながら1作目のタイトル
にもあるように「図書館を取り巻く戦争」を描いてます。
そんな中、郁が入隊時から比べるとかなり成長した姿を魅せるので、シリーズを
通して読んでる側からすると、かなり面白いです(恋愛に関しては相変わらずの
純情バカですが、そこがまたこの作品の味なんでしょうねぇ・・・・・・)
そんでもって脇キャラの面々も巻を増すごとに個性がより進化してて、
その辺も面白すぎる。特に同期の手塚なんかは最初と比べると「嫌な奴」から
「完全なボケキャラ」に変化してます。そんでもって柴崎との微妙な関係も
匂わせつつな感じなので、今後の進展に更に期待してしまう。
次の第4弾で完結らしいけど、今作のラストで図書隊を築き上げてきた兵の
稲嶺司令が勇退する大事件が発生するのに、果たしてホンマに次で終わるのかと
勝手な心配な上に、次で終わりかと思うと残念でもある。
そんなこんなで、次の完結篇の4作目の発売を楽しみに待とうかと・・・・・・

